ストーカー

その言葉に心臓がドクンッと跳ねた。


お父さんと目を合わせることができず、逸らす。


「短いスカートを履いて遊んでるんだろう」


「そんなことしてない」


「嘘つけ!」


そう言ってテーブルをバンッと叩く。


あたしはその音に怯えて縮こまってしまった。


反論をすればすぐこれだ。


お父さんになにか言おうとしても、会話にならないのだ。


だから今回のことも簡単には伝える事ができなかった。