玲「なんで、こんなとこにいんの」 千「なんでって道だから通るのは当たり前だよね」 玲「あっそ……じゃあね」 千「待てよ」 私の手首を掴み耳元で「変わんねえな」 私は鳥肌がたった そう、全てはこいつから始まった 私が可愛いと綺麗が大嫌いになったのも 恋愛もつまらないものと思ったのも 全部こいつのせいだ それは私が15歳の時だった