たこ焼き、イカ焼き、焼きそば。
後は、かき氷だな。
かき氷はさすがに4つは持てない。
1回荷物置いてこよう。
まずは、2つ買って……。
「まだ、並んでたの?」
「……えっ?」
振り返ると、菅田さんが不機嫌な顔をしていた。
「すいません。色々食べたくなっちゃって……」
「色気ねぇな」
ズキッ。
「ははっ、色気より食い気ですから」
苦笑いをするしかなかった。
「あと、何買うんだよ」
「かき氷買ったら戻ります」
「あぁ、わかった」
早く行ってくれないかな?
じゃないと、私泣きそうだ。
顔を見られたくなくて下を向いた。
???あれっ?
菅田さんは、全然動こうとしない。
恐る恐る顔を上げた。
隣で一緒に並んでいる。
「菅田さん?」
「なに?」
もう、何でそんなに言い方がキツイのかな?
「戻っていいですよ。私1人で大丈夫ですから」
私も口調がキツくなっていた。
「かき氷は4つ1人で持てないだろ?」
「2つ買ってまた並んで2つ買いますから」
「そんな時間かけたら他の食べ物がさめて不味くなる」
「……。そうですね。ありがとうございます」
「それに、あんた1人置いて帰ったら、
あの2人に責められるからな」
あぁ~。そういうことか。
そうだよね。じゃなかったら、
私のところに来るはずかない。
ここまで嫌われてると逆に笑えてくる。
「はは~。そういうこと」
「……。なに?」
「別に、何でもありません」
それから並んでいる間、ひと言も話さなかった。
後は、かき氷だな。
かき氷はさすがに4つは持てない。
1回荷物置いてこよう。
まずは、2つ買って……。
「まだ、並んでたの?」
「……えっ?」
振り返ると、菅田さんが不機嫌な顔をしていた。
「すいません。色々食べたくなっちゃって……」
「色気ねぇな」
ズキッ。
「ははっ、色気より食い気ですから」
苦笑いをするしかなかった。
「あと、何買うんだよ」
「かき氷買ったら戻ります」
「あぁ、わかった」
早く行ってくれないかな?
じゃないと、私泣きそうだ。
顔を見られたくなくて下を向いた。
???あれっ?
菅田さんは、全然動こうとしない。
恐る恐る顔を上げた。
隣で一緒に並んでいる。
「菅田さん?」
「なに?」
もう、何でそんなに言い方がキツイのかな?
「戻っていいですよ。私1人で大丈夫ですから」
私も口調がキツくなっていた。
「かき氷は4つ1人で持てないだろ?」
「2つ買ってまた並んで2つ買いますから」
「そんな時間かけたら他の食べ物がさめて不味くなる」
「……。そうですね。ありがとうございます」
「それに、あんた1人置いて帰ったら、
あの2人に責められるからな」
あぁ~。そういうことか。
そうだよね。じゃなかったら、
私のところに来るはずかない。
ここまで嫌われてると逆に笑えてくる。
「はは~。そういうこと」
「……。なに?」
「別に、何でもありません」
それから並んでいる間、ひと言も話さなかった。


