桜の木の下で

あれ?
痛くない。

なんか暖かい温もりに抱かれてる感じがする。

どっ、どういうこと。

「危なっかしいなぁ」
「だ、誰のせいだと思って……」

見上げると笑いながら
私を見ている菅田さんがいた。

あぁ、私は菅田さんに
抱きしめられてるんだぁ。

って、嘘でしょ?
まっ、待って。
えっ?いやだ。どうしよう、
気づいたら、ドキドキしてきた。

落ち着け〜。冷静に、冷静に。

「顔が赤いよ」

ニッコリ笑う菅田さん。
完全にからかわれてる。

もう助けて〜。