松原君の攻略は難しい。

「お!モテ男ー!!どうだった?告白ぅ〜??」


入ってきたのは松原零だ。


そして、完全に果歩ちゃん、話に入れてない。


「断ったよ。」


「えぇ!?なんで!?」


「透も俺が断るってわかってるだろ。」


「まぁね!!!」


仲いいな。


いや、橘くんが一方的…?


その後はみんな揃っていつもの様に話し合いをした。


「はい、解散ー!」


みんなゾロゾロと生徒会室から出ていく。


「奈子。」


あ、もう分かる。


「…零」


「一緒に帰ろ。」


う…今日も…??


渋々と廊下に向かう。


そして、玄関を出た、その瞬間だった。


ザァァァァァ


嘘…雨…


今日はついてない。


「奈子、走って。」


「え?ちょ、待ってよ!」


引かれる腕に私はついて行った。