ストロベリーシェイク

「泣いてるの……?」
歌恋だった。どうしてここにいるのだろうか。
私へのあてつけ?罪のない歌恋に次々と理不尽な怒りが込み上げてくる。
「何の用……?」
「さっき、ショッピングモールで走り去っていく苺恋が見えたから。」
見られていたのか。でも失恋したのならもうどうだっていい。
私が黙っていると歌恋はグッと身体を私に寄せて小さい声で言った。
「ストーキング、してたんでしょ。優真先輩の」
「え……?」