「おーい、おーいってば」

「ん…」

「おーい、起きなきゃ襲うぞー」

「……………。……っ!?」

目を開けたら私は知らない場所にいた
まるで物置のように散らかった場所
目の前には日本の刀
って……

「かっ、刀!?」

「おっ、やっと目覚めたか」

私のすぐ横には黒い袴を履いた人がいた
茶色い髪にグレーの目
なんだか日本人じゃないみたい
って!見とれてる場合じゃない!

「あっ、あなた誰ですか!?」

「いやいやこっちのセリフだよ
お前こそどこの奴だ?」