聖なる夜の美しい月




部活が終わっても、彼の事が頭から離れない。
そこへ、同じ部活のかんなが心配そうに、
私の顔を覗き込む。
「今日、何だかボーッとしてたけど、大丈夫?」
私は、かんなに、好きって気持ちがどういうものなのか、聞いてみた。
「その人の事を思うだけで、胸がキュッとなったり、その人と、他の人が楽しそうに話してるだけで、嫌な気持ちになったり。あとは、恋愛ソングを聴いて、頭に思い浮かんだ人じゃない?」
あ、松本君だ。