特別特別って言うケド結局どうゆう存在なんだよ。



「うまくいえないけど…サーコのことは…大事な人…だと、思ってる……から。でも…今は付き合えない。ちょっと気持ちに整理がつかないってゆうか…中途半端な気持ちで付き合えない。」




なんだろう…

この、フラれたのにフラれてない感は…



「あの…それって…つまり…今はないけど近い将来はあるかもしれない…ってことでしょうか。」


「………うん。」


「…わかりました。あのつまりわたしはフラれては……」


「いるけどいないみたいな…てか、いないって思ってて。」












うそ。

なになに?

逆転満塁サヨナラホームランってカンジ?

ホントよくわかんない…

この短時間で色んなことがありすぎた。

頭パンクした。

でもとりあえず…



喜んでいいって…ことだよね?


「……今サーコ、笑いこらえてるっしょ。」

「ほっとけ!」



これが笑わずにいられるかっ。


誰かを好きになったのなんて初めてだから、こうゆうときどうしたらいいかわかんないんだもん。


恋って戸惑うことばっかだ。

あたしは何にも知らないから、すぐ告白しちゃったけど、本当は今告白するべきじゃなかったのかもしれない。

もっとゆっくりでヨカッタのかもしれない。

でもあたしは伝えなきゃ気が済まなかったし、結果的にそれでヨカッタんだって思いたい。

きっとみんなそうやって色んなこと考えたり感じたりしながら人を好きになってくんだろうな。

人を好きになったり、恋をするって



難しい。