明日もきっと好きでいる

<井藤 千華side>

「井藤ってさ、陽真のことすきだよな?」

「え?…え!な…!!」

「反応、分かりすすぎ!」

にっと笑う高崎。

お店にポスターカラーを買いに行った帰り道、高崎が何の脈絡もなく言った。

「ど、どうして…」

最近、たくさん話せてて嬉しいの顔に出てたかな?

好きですって感じ出てたりした?

自分の最近の行動に不安を抱えて脳内で自問。

「んー、まぁなんとなく?勘かな?」

ちょっと待った、思考停止。勘!?

「えええええ!」

そんな、勘で当たるものなの!?なにそれ!?

「高崎の勘、怖いっ!」

「あははっ。」

あははっじゃないよ、ほんとにもう・・・

「言わないでよ?」

「さすがに言わねーよ。」

良かった。

「あ、なぁ、みんなで映画見に行かね?陽真と野口誘って。」

え、すごい!こんなことってあるんだ。

「行きたい!ミニポン見たい!」

「仲良くなるチャンスだな。」

「うん!楽しみ~。」

自然に頬がゆるむ。

実現しちゃった!