明日もきっと好きでいる

「それにね、白坂君ってかっこいいからすでに結構な人数に告白されてるんだよ、どうしよう。」

「え、もう?」

白坂、いつの間にそんなにモテてたの?

「クラスの木谷 優花ちゃんとか、奈々ちゃんとか白坂君のこと好きみたい。」

「え、奈々も白坂好きなの!?」

「そうみたい。私じゃ勝ち目ないよぉ。」

そう嘆く千華。

いや、私より断然千華の方がかわいいよ。

じゃあ、私はどうなるのって感じ。

私は、白坂に一目惚れしたのかもしれない。

でも、大切な一番の友達が白坂を好きだと言ってきた。

どうしよう。

「ねぇ水夏、私の恋、協力してくれる…?」

千華は私が白坂のこと気になってるなんて夢にも思ってないだろう。

千華を傷つけたくない。

千華の恋がうまくいけば嬉しいし。

千華を応援しなくちゃ。

だってそれに、私は好きでいても叶わないはずだから。

「もちろん!うまくいくといいね!」

私は笑ってそう言う。

でもさ、誰にも言わずにひっそりと好きでいるのはいいよね?

それだけで私は充分だから。