明日もきっと好きでいる

一週間たったある日の放課後。

私は千華から相談を受けていた。

「私ね、ちょっといいなぁと思ってる人がいるの。」

「そうなの!?えー、誰?」

「水夏にしか言わないから、秘密にしてね?」

「もちろん。」

大切な友達の約束事だもん、絶対に守るよ。

「私、白坂君がいいなって思ってるんだ。」

ほんのりと顔を赤らめて言う千華。

え、白坂…

心がドキッとした。

「へぇ、白坂かぁ。」

何ごともなかったように私は言う。

「前、ペンを落としちゃったときにさっと拾ってくれて、優しいなって思ったのがきっかけなんだけどね。」

千華は照れながらも好きになったきっかけを話した。

「理科の席が隣で何かと話すでしょ?それで、一緒にいて楽しいなって思うようになって。気づいたら好きになっちゃった。」

なんでかは分からないけど、心臓が異様にうるさい。

どうして千華が幸せそうに白坂の話をするだけでこんなにも苦しいの?