明日もきっと好きでいる

「はぁ…」

思わずため息がこぼれる。

奈々のために四つ葉探すとかめんどくさすぎ。

「どうしたの、ため息なんかついちゃって。」

掃除が終わった千華が教室から出てきて私のもとに来る。

「奈々に頼まれごとされちゃった。」

「うわー。」

千華の眉根がきゅっと寄る。

「奈々ちゃん、ちょっとマイペースなとこあるよねぇ。」

「まぁ、そういう性格だから仕方ないんだけどね…」

「私はそうならないようにしなくちゃ。」

「言うねぇ」

「思ったことは口にしてしまうもので。」

千華が真顔で言って私は吹き出す。

「だからさ、ごめん千華、今日は先帰っちゃっていいよ!」

「え、私手伝うよ?」

「ううん、大丈夫よ。すぐ終わるし。」

「そっか。じゃあ、またね。」

「うん。ばいばい。ごめんね!」

苦手な人のために幸せを探せる私は優しい!と自分に言い聞かせる。

だってそうでもしないと私の足は動きそうになかったから。

私はスクバを持って再びクローバー畑に向かった。