「……またあの夢か」


数年前から毎日のように見る夢だと分かり頭を抱える


あの出来事から今だに囚われているのだと実感する瞬間である


ベッドから起き上がり時間を見る


時間は8時をすぎたところでもうひと眠りしようと布団に潜りかけた時あることを思い出した


そうだ……今日は高校に行く日だ


私は今日から西高校に通うことになっている