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「雨宮先輩のことが、ずっと好きでした!付き合ってください!」


聞こえてきた声に、思わず飲んでいたお茶を吹き出しそうになる。


「…蓮先輩、きたないっすよ」


「うるせえな、てか静かにしろ」


カイから避難の目で見られながら、俺はそっと声がした方を覗く。


中庭に立っていたのは、知らない一年と…


「ありがとう、でもごめんなさい」


一花だった。