東京で、何人もの人が殺された。しかし、荒木 翔太と言う少年は捕まりはしなかった。それには訳があった。そうこの事件で捕まったのは荒木君に殺人を無理強いさせて実行させた川口 翔琉だ。そいつは今まで6人もの子供たちを操り、自分の手は汚さずに殺人を繰り返し行っていた。
荒木君を除けば5人の子供たちが刑務所に入れられてしまっている。その子達も荒木くんみたいに心に闇を抱えていたそうだ。
まずはその子たちから話伺うとしよう。

まず1人目、名前は川山 真斗。その男の子は、養護施設で育てられたそうだ。親に見捨てられたことを養護施設の近くに住んでいた川口翔流に打ち明けると、親に復讐しないかなどといわれてつい、了承してしまいこんなことをしてしまったと彼は言っていた。今となっては後悔していると最後につぶやいてもいた。
2人目の名前は宮川 晴翔。その男の子も養護施設で育てられ、川口翔流と出会ったそうだ。その男の子は養護施設でのいじめがあり、自殺をしようと養護施設の屋上まで向かっている時、川口翔流に呼び止められ助けてもらったそうだ。そして、それがキッカケになって事件を起こしてしまったと言っていた。その時のことはあまり覚えていないらしい。
他にも佐藤桜、西崎真琴、秋原雅美の話を伺った。
そして6人の共通点は、みんな養護施設で育てられ、川口翔流と親しい関係にあったということだ。だが6人には関係がなかった。どういうことだ。なぜ6人もの子供たちを操ってまで、殺人を行わなければいけなかったのだ?その謎が解けるまで、この事件は謎のままだな…