それでも君を

「じゃあまずは消毒からー♪」



「やっ…!」



暴れようにも腕はガッチリと颯くんにホールドされておりビクともしない。



「消毒も嫌なの?かわいー!」



ちょっと!笑わないで!



クスクスと笑いながら森谷先生が私の腕の消毒を始める。



「んっ…!!」