「SPO2どう?」
奥から颯くんが戻ってきて、真ちゃんに声をかける。
「93です」
「うん、3Lでいこう」
ふたりの会話が何となく分かってしまう。
血液中の酸素の値が低いから、酸素投与しようとのことらしい。
どうして低いんだろう…?
「梨央、酸素マスク付けるね」
真ちゃんからそう声がかかり、私に酸素マスクが装着される。
酸素マスクを付けると幾分かは呼吸が楽になったような気がした。
奥から颯くんが戻ってきて、真ちゃんに声をかける。
「93です」
「うん、3Lでいこう」
ふたりの会話が何となく分かってしまう。
血液中の酸素の値が低いから、酸素投与しようとのことらしい。
どうして低いんだろう…?
「梨央、酸素マスク付けるね」
真ちゃんからそう声がかかり、私に酸素マスクが装着される。
酸素マスクを付けると幾分かは呼吸が楽になったような気がした。

