学校一クールなキミのお世話係になりました

「それより早く彼女を診察してもらって。手に痺れが出てるらしいんだ」


「まあ、そうなの?」


「ちゃんと検査してやって。何か変な病気だったらいけないから」


真剣な表情で言う彼はさっきの私の話を微塵も信じていないみたい。


私の右手に軽い痺れがでたのは病気でもなんでもないんだと思う。私にはわかる。


だけど、この後もあんまり彼が心配してくれるので一応外来で予約をとって診察してもらうことになった。


聞けば、彼のお母さんはこの大学病院で薬剤師さんをしているらしい。だから、白衣を着ていたんだってようやく合点がいった。