「え、じゃ、お願い」
「いや、そうじゃなくて。ちゃんとお願いしてくれたら」
なぜか、照れ臭そうに口元を隠すような仕草をしてボソボソ言う彼。
「土下座でもしろってこと?」
「いやいや、そうじゃなくて。あー、なんでわからないんだよ。バカなのかよ」
また、見下すような言い方をされたので、こっちも身構えた。
「はあ?ちゃんと口で言いなさいよ」
「そんなこと言えるわけないだろ、察しろよ」
ん?まさかエッチ的なことでも要求してるんじゃ。
なんだか、急に恥ずかしそうにしてるし。
なんなのこの人、やっぱりかなりヤバイ奴じゃん。
あきれた。
どうしてみんな、こんな人のことを王子様だなんて言ってもてはやしてるんだろう。
「いや、そうじゃなくて。ちゃんとお願いしてくれたら」
なぜか、照れ臭そうに口元を隠すような仕草をしてボソボソ言う彼。
「土下座でもしろってこと?」
「いやいや、そうじゃなくて。あー、なんでわからないんだよ。バカなのかよ」
また、見下すような言い方をされたので、こっちも身構えた。
「はあ?ちゃんと口で言いなさいよ」
「そんなこと言えるわけないだろ、察しろよ」
ん?まさかエッチ的なことでも要求してるんじゃ。
なんだか、急に恥ずかしそうにしてるし。
なんなのこの人、やっぱりかなりヤバイ奴じゃん。
あきれた。
どうしてみんな、こんな人のことを王子様だなんて言ってもてはやしてるんだろう。



