学校一クールなキミのお世話係になりました

「いや、だけどどうなったか出来れば連絡してほしいんだ。じゃないと気になって仕方ないから」


彼が切なそうに私を見て笑いかけてくれたけど、私はただ頷くことしかできなかった。


一ノ瀬くんの気持ちを思いやってあげられる心の余裕がその時の私には全然なかったので、約束したとおり彼に後から必ず連絡しょうと思った。


落ち着いたら、改めて一ノ瀬くんにお礼を言いたかった。