学校一クールなキミのお世話係になりました

まだ何か言いたげな顔をした彼女は眉をひそめる。


その時彼の方をそっと見てみたけれど、私達の会話には全然興味がなさそうにスマホの画面を見ている。


たとえ、私が隣の席からいなくなったとしても関係ないって感じに見える。


それはそれで残念だけど仕方がない、初めから彼とは何もなかったんだって思うしかないんだ。


そんな風に自分に言い聞かせていた。