学校一クールなキミのお世話係になりました

え、そんなのやだよ。


私だって、彼の隣の席にずっといたいのに。


もともと私の席は親友の京ちゃんの席だったのだけど、彼が怪我をしてからは代わってもらったんだ。


今では話すことすらない関係に戻ってしまったけど、せめてそばにいて彼を見守っていたい。


なにより彼の右手の怪我が心配だったから。


だけどそれすら、安藤さんに譲らなきゃいけないんだろうか。


「あ、でもそれはちょっと」


「ダメなの?どうして?」


鋭く睨まれて、怖気づくけどやっぱりこの席を動きたくなんてない。


「えっとごめん、安藤さん、私この席が気に入ってるから代われないや」


どうにか小さな声だったけど断ることが出来た。


「ふうん、そうなんだ」