俺は日記を読んで泣いた。 そして最後のページに書かれていた。 『もう私のために泣かないで』と。 気づかれていた。 俺が泣いていたことも。苦しんでたことも。 君は自らの死をもって俺を救った。 これが俺が君のために泣いた話。 もう泣いてないよ。 君は俺の心にいるから。 天国にいたって俺を覚えていなくたって俺は君を愛してるから。 fin.