二人を置いて海の方へ歩いていくと、なにやらチャラい男二人組に絡まれた。


二人とも茶髪で、ピアスをつけている。
うーん。気持ち悪い。


「なぁ?俺らとあそぼーぜ。」

「連絡先交換しねぇ?」


腕を掴んでベタベタしてくる。


『あの、連れがいるんです。その人も一緒でいいですか?』


「いいぜ。」


ふーん。じゃあ呼んじゃうからね?


『あれーん! せいたー?』


「あ゛?(なに?)」


私の方に近づいてくる亜蓮と誠太を見て、男たちの顔色が青ざめてくる。


『紹介するね!私のつ、れ♡』


「お、男だったのかよ!」

「しかも白蘭の総長の“レン”と副総長の“セイ”だ!まさかこ、こいつが白蘭の姫?!」


だんだん顔が青ざめていく男たち。


いや、白蘭の姫じゃないと言おうとしたけど

「い、行こーぜ。」

とそそくさと立ち去ってしまった。


ナンパするぐらいなんだから、もうちょっと根性あるかと思ったんだけど。つまんない。