片想いの相手は先生

「わかってる…わかってるから。先生…
話はもう終わり?じゃあ帰らないといけ
ないね!帰ろう。ケース絶対使うから
先生元気でね。さようなら」

わかってる。彼女がいること。もう、

この雰囲気には耐えられない。最後くらい

泣きたく…泣きたくないんだよ。

私はフラフラしながらベッドから立ち上がり

帰ろうとした。だけど…先生にまた止めら

れた。

「ちょっと待って!あ、また止めちゃった」