「なぁ、菜穂。
金曜の飲み会に来るのが大変なら、これからは俺が菜穂に会いに来るからさ。
だから……」
だから?
その続きは、何……?
ゴクンと息を飲むと、秀哉が静かに口を開いた。
「今までみたいに、毎週俺と会って」
「え……?」
「会いたいんだ、俺……。菜穂に……」
嘘でしょう?
どうして?
しばらく秀哉とは会わないって、やっとの思いで決意したのに。
なんでそう決めた途端、そんな揺れるようなことを言うの?
「なぁ、ダメ?」
「ちょっ……」
お願いだから、そんなせつなそうな顔で見ないでよ。
決心が鈍るから!
「菜穂……?」
甘く響く声。
そんな優しい声で名前を呼ばれたら、なんだか身体中が痺れてしまう。
下を向いていても感じる秀哉の熱い視線に、胸が高鳴ってどうしようもない。
だけど、ダメダメ!
ここで流されたら、同じことの繰り返し。
だから、断らなくちゃ。
会えないって……。
「ん。いいよ」
「マジで? 良かったー」
あれ?
あれあれ?
おい、私!
なんで言おうとした言葉と違う言葉が出た?
「もっとゆっくり会いたいからさ。
今度は、菜穂の休みの前の日に会いに来るよ。
次の休みはいつ?」
「えと、水曜……」
「じゃあ火曜の夜な。忘れるなよ」
「うん」
コラー!
"うん"じゃないでしょう?
一体何をやってんのよーーーー!
金曜の飲み会に来るのが大変なら、これからは俺が菜穂に会いに来るからさ。
だから……」
だから?
その続きは、何……?
ゴクンと息を飲むと、秀哉が静かに口を開いた。
「今までみたいに、毎週俺と会って」
「え……?」
「会いたいんだ、俺……。菜穂に……」
嘘でしょう?
どうして?
しばらく秀哉とは会わないって、やっとの思いで決意したのに。
なんでそう決めた途端、そんな揺れるようなことを言うの?
「なぁ、ダメ?」
「ちょっ……」
お願いだから、そんなせつなそうな顔で見ないでよ。
決心が鈍るから!
「菜穂……?」
甘く響く声。
そんな優しい声で名前を呼ばれたら、なんだか身体中が痺れてしまう。
下を向いていても感じる秀哉の熱い視線に、胸が高鳴ってどうしようもない。
だけど、ダメダメ!
ここで流されたら、同じことの繰り返し。
だから、断らなくちゃ。
会えないって……。
「ん。いいよ」
「マジで? 良かったー」
あれ?
あれあれ?
おい、私!
なんで言おうとした言葉と違う言葉が出た?
「もっとゆっくり会いたいからさ。
今度は、菜穂の休みの前の日に会いに来るよ。
次の休みはいつ?」
「えと、水曜……」
「じゃあ火曜の夜な。忘れるなよ」
「うん」
コラー!
"うん"じゃないでしょう?
一体何をやってんのよーーーー!



