「菜穂も彼氏が出来ないんじゃなくて、作らないクチでしょ?
サークルの先輩や後輩に数人いたじゃない。
菜穂がいいって言う人。
あんた、気にも留めてなかったけど」
「菜穂は、密かに人気があったんだぞ。
オレ同じ学部のヤツらに、江坂さんと仲良しでうらやましいってよく言われてたし」
「ほら、やっぱり。
菜穂さん、モテてたんじゃないですかー」
崎田君が、怒ったような口調で言った。
「秀哉さんも菜穂さんもモテるのに恋人を作らないんですね。
何か理由でもあるんですか?」
崎田君の言葉に、チラリと秀哉に視線を移すと。
秀哉は、複雑そうな表情を浮かべていた。
「崎田君、それはあたし達も謎なのよ。
あたしや守でさえ、大学時代付き合った人がいるのに」
「単に恋愛が面倒くさいんじゃないのか? 最近そういうヤツ多いよな」
「案外、同性の方が好きだとか」
「あはは、それはないでしょー」
人の話で勝手に盛り上がっている守と郁未と崎田君。
そんななか私と秀哉は、ただ黙って三人の話を聞いているしかなかった。
サークルの先輩や後輩に数人いたじゃない。
菜穂がいいって言う人。
あんた、気にも留めてなかったけど」
「菜穂は、密かに人気があったんだぞ。
オレ同じ学部のヤツらに、江坂さんと仲良しでうらやましいってよく言われてたし」
「ほら、やっぱり。
菜穂さん、モテてたんじゃないですかー」
崎田君が、怒ったような口調で言った。
「秀哉さんも菜穂さんもモテるのに恋人を作らないんですね。
何か理由でもあるんですか?」
崎田君の言葉に、チラリと秀哉に視線を移すと。
秀哉は、複雑そうな表情を浮かべていた。
「崎田君、それはあたし達も謎なのよ。
あたしや守でさえ、大学時代付き合った人がいるのに」
「単に恋愛が面倒くさいんじゃないのか? 最近そういうヤツ多いよな」
「案外、同性の方が好きだとか」
「あはは、それはないでしょー」
人の話で勝手に盛り上がっている守と郁未と崎田君。
そんななか私と秀哉は、ただ黙って三人の話を聞いているしかなかった。



