さっき俺が、新居や結婚式の資金をどうするのかと尋ねた時。
完全に俺が払うものだと思っていたくらいだ。
それ以外のお金だって、俺が払うだろうと見込んだはずだ。
「やだ。そんなわけないじゃない!」
顔を真っ赤にさせて怒る梨華。
怒るということは、やっぱり図星……?
「じゃあ、もし俺がいなかったらどうしてた?
仕事を辞めてた?」
俺の顔は見ずに、目線の先の壁をじっと睨んでいる梨華。
その横顔は、とても険しい。
「梨華、言ってたよな?
俺が仕事を辞めるのもったいないって話した時。
職場の人間関係が嫌なんだって。
それが仕事を辞めた一番の原因だったんじゃないのか?」
妊娠が原因でも、つわりが原因でもなく……。
「違う。妊婦で働くことに自信がなかっただけ」
「本当にそうかな?
俺がプロポーズしたから、これでやっと嫌な人間関係から逃れられるって。
そう思ったんじゃないのか?」
「だから、そうじゃないってば!」
「じゃあ、どうしてあんなに簡単に仕事を辞めたんだよ。
赤ちゃんが産まれたら、それこそお金はすごくかかるのに。
そのためにも、梨華はギリギリまで仕事をして、子供のために貯金するべきだったんじゃないのか?」
一体誰の子供なんだよ。
自分の子供だろう?
それなのに、そのためのお金の準備は放棄して、俺に全部丸投げして。
そのくせ結婚式の準備は頑張るだなんて。
俺って一体何なんだよ。
お金を出してくれる都合の良い男なのか?
完全に俺が払うものだと思っていたくらいだ。
それ以外のお金だって、俺が払うだろうと見込んだはずだ。
「やだ。そんなわけないじゃない!」
顔を真っ赤にさせて怒る梨華。
怒るということは、やっぱり図星……?
「じゃあ、もし俺がいなかったらどうしてた?
仕事を辞めてた?」
俺の顔は見ずに、目線の先の壁をじっと睨んでいる梨華。
その横顔は、とても険しい。
「梨華、言ってたよな?
俺が仕事を辞めるのもったいないって話した時。
職場の人間関係が嫌なんだって。
それが仕事を辞めた一番の原因だったんじゃないのか?」
妊娠が原因でも、つわりが原因でもなく……。
「違う。妊婦で働くことに自信がなかっただけ」
「本当にそうかな?
俺がプロポーズしたから、これでやっと嫌な人間関係から逃れられるって。
そう思ったんじゃないのか?」
「だから、そうじゃないってば!」
「じゃあ、どうしてあんなに簡単に仕事を辞めたんだよ。
赤ちゃんが産まれたら、それこそお金はすごくかかるのに。
そのためにも、梨華はギリギリまで仕事をして、子供のために貯金するべきだったんじゃないのか?」
一体誰の子供なんだよ。
自分の子供だろう?
それなのに、そのためのお金の準備は放棄して、俺に全部丸投げして。
そのくせ結婚式の準備は頑張るだなんて。
俺って一体何なんだよ。
お金を出してくれる都合の良い男なのか?



