「梨華って、あんな感じだったっけ?
自分で考えたり、ちょっと調べればわかる程度のことを、やたら人に質問して来ないか?
正直、面倒くさいっつうか。
あ、秀哉ごめんな。
今はお前の彼女なのに、悪く言って」
「いや、別に……」
「よくよく考えてみると、昔からそうだったのかもしれない。
今思えば、思い当たるフシはいくつかあるのよ。
だけどさ、あたし達がそのことに気づいていなかったのはさ……」
気づいてなかったのは?
一体何……?
「菜穂が、盾になってくれてたからなのよね」
「え……?」
「面倒な時の梨華の相手をいつもしてくれていたのは、全部菜穂だったのよ……」
俺も守も、何も言葉が出て来なかった。
そんな事実を、全く知らなかったからだ。
「今さらだけどさ、菜穂の存在の大きさを感じる。
面倒見が良くて、心が広くて優しくて。
何をしても、笑って許してくれる懐の深さがあったよね。
何も言わなくても、すぐに察して声をかけてくれるし」
「あぁ……」
そうだ。
そうだった。
菜穂はいつだって、本当に思いやりのある女性だった。
「そんな菜穂が、LINEのグループから抜けたのよ。
最初はその意味がわからなかったけど、よっぽどのことがあったとは考えられない……?」
自分で考えたり、ちょっと調べればわかる程度のことを、やたら人に質問して来ないか?
正直、面倒くさいっつうか。
あ、秀哉ごめんな。
今はお前の彼女なのに、悪く言って」
「いや、別に……」
「よくよく考えてみると、昔からそうだったのかもしれない。
今思えば、思い当たるフシはいくつかあるのよ。
だけどさ、あたし達がそのことに気づいていなかったのはさ……」
気づいてなかったのは?
一体何……?
「菜穂が、盾になってくれてたからなのよね」
「え……?」
「面倒な時の梨華の相手をいつもしてくれていたのは、全部菜穂だったのよ……」
俺も守も、何も言葉が出て来なかった。
そんな事実を、全く知らなかったからだ。
「今さらだけどさ、菜穂の存在の大きさを感じる。
面倒見が良くて、心が広くて優しくて。
何をしても、笑って許してくれる懐の深さがあったよね。
何も言わなくても、すぐに察して声をかけてくれるし」
「あぁ……」
そうだ。
そうだった。
菜穂はいつだって、本当に思いやりのある女性だった。
「そんな菜穂が、LINEのグループから抜けたのよ。
最初はその意味がわからなかったけど、よっぽどのことがあったとは考えられない……?」



