「ちょっ、何して……っ」
あまりにビックリして、秀哉を振り返った。
すると秀哉は、やけに苦しそうに私のことを見ていた。
「悪い……。こんなことして。
菜穂が、もう俺に会いたくないのはわかってる。
でも……、これだけはどうしても言わせて欲しくて」
どうしてもって。
一体、何を言おうとしているの?
「ごめん、菜穂」
ごめん?
ごめんって、どういうこと?
「何が……?」
思わず尋ねると。
「今までのこと、全部……。
俺、菜穂の気持ちに全然気づいていなくて。
それなのに、いつも梨華のことを菜穂に相談してた。
そのたびに菜穂を傷つけていたなんて。
本当に……、ごめん……」
そう言って秀哉は、私の腕を掴んだまま頭を下げた。
その姿を見ていたら、秀哉との5年間を思い出して、ひどく胸が苦しくなったけど。
私は首を横に振った。
「……もういいよ。
私がいけなかったのよ。
私が勇気がないばっかりに、秀哉に自分の気持ちを伝えられなくて……。
だから、これは自業自得。
自分で招いた結果なの」
早い段階で告白して、フラれておけば良かった。
そうしたら、こんなに苦しまずに済んだのに……。
あまりにビックリして、秀哉を振り返った。
すると秀哉は、やけに苦しそうに私のことを見ていた。
「悪い……。こんなことして。
菜穂が、もう俺に会いたくないのはわかってる。
でも……、これだけはどうしても言わせて欲しくて」
どうしてもって。
一体、何を言おうとしているの?
「ごめん、菜穂」
ごめん?
ごめんって、どういうこと?
「何が……?」
思わず尋ねると。
「今までのこと、全部……。
俺、菜穂の気持ちに全然気づいていなくて。
それなのに、いつも梨華のことを菜穂に相談してた。
そのたびに菜穂を傷つけていたなんて。
本当に……、ごめん……」
そう言って秀哉は、私の腕を掴んだまま頭を下げた。
その姿を見ていたら、秀哉との5年間を思い出して、ひどく胸が苦しくなったけど。
私は首を横に振った。
「……もういいよ。
私がいけなかったのよ。
私が勇気がないばっかりに、秀哉に自分の気持ちを伝えられなくて……。
だから、これは自業自得。
自分で招いた結果なの」
早い段階で告白して、フラれておけば良かった。
そうしたら、こんなに苦しまずに済んだのに……。



