それからはもう、まるで夢のようだった。
次々に運ばれて来る美味しい料理。
最上階の窓から見渡す素晴らしい夜景。
静かに流れる優雅なBGM。
アンティーク調の落ち着いた内装。
そこに、まるで自分じゃないみたいな私がいて。
なんだか魔法をかけられたみたい。
こんな経験、生まれて初めてだ……。
「崎田君」
「はい?」
「ありがとう……。
今夜、ここへ連れて来てくれて。
私ね、男の人に頼りにされることはあっても。
女の子扱いされたことってなかったの。
でも今日は、崎田君が全部エスコートしてくれたでしょう?
まるでシンデレラになったみたいで、すごく嬉しい」
私の口からシンデレラなんて言葉が出ること自体、気持ち悪いだろうけど。
でも本当は、素敵な王子様に巡り合うシンデレラに憧れていた。
私の言葉に、崎田君がにっこりと笑う。
「僕の方こそありがとう。
またこんなふうに菜穂さんと食事が出来て、すごく嬉しいんだ。
あの……、もし良かったら。
これからもこうして、僕と食事に行ってくれませんか?」
恥ずかしそうに、頬を赤らめる崎田君。
以前は、強引な感じが少し苦手だと思っていたけど。
こうして見ていると、なんだか可愛い。
私にはもう好きな人なんていないんだもの。
いろんな男性に目を向けたっていいよね?
「うん。ぜひ」
次々に運ばれて来る美味しい料理。
最上階の窓から見渡す素晴らしい夜景。
静かに流れる優雅なBGM。
アンティーク調の落ち着いた内装。
そこに、まるで自分じゃないみたいな私がいて。
なんだか魔法をかけられたみたい。
こんな経験、生まれて初めてだ……。
「崎田君」
「はい?」
「ありがとう……。
今夜、ここへ連れて来てくれて。
私ね、男の人に頼りにされることはあっても。
女の子扱いされたことってなかったの。
でも今日は、崎田君が全部エスコートしてくれたでしょう?
まるでシンデレラになったみたいで、すごく嬉しい」
私の口からシンデレラなんて言葉が出ること自体、気持ち悪いだろうけど。
でも本当は、素敵な王子様に巡り合うシンデレラに憧れていた。
私の言葉に、崎田君がにっこりと笑う。
「僕の方こそありがとう。
またこんなふうに菜穂さんと食事が出来て、すごく嬉しいんだ。
あの……、もし良かったら。
これからもこうして、僕と食事に行ってくれませんか?」
恥ずかしそうに、頬を赤らめる崎田君。
以前は、強引な感じが少し苦手だと思っていたけど。
こうして見ていると、なんだか可愛い。
私にはもう好きな人なんていないんだもの。
いろんな男性に目を向けたっていいよね?
「うん。ぜひ」



