君と近づく春


そして、見上げた先にあった彼の表情は今でも覚えている。


髪がツヤツヤだ、背が私より高い人の1人だとかくらいの認識だった。



でも、瞳の色が茶色くて綺麗なんだなとか、こんな風に笑うんだなっていうのを初めて知って





私はその時初恋をしたんだと思う。



しかも、あろうことか一目惚れというやつだ。




どれだけこれまで狭い視野で過ごしてきたかを思い知った。