ONEに深海が移動してから、深海ははるなと付き合い始め
そして数年前、綾乃は涼と結婚してキャバ嬢を引退した。
嬉しい事もあれば、それと同時に変わっていく事が寂しかった日もある。
そしてもうひとつ。
半年前
文月のオープンが決まった時期に
雪菜はONEを辞めた。
この5年、お店は違えど、雪菜に教わる事は沢山あった。
キャバ嬢としてもうこの世界に未練はない、ときっぱり言い切った彼女は長年付き合っていた彼氏と結婚した。
けれど5年、そしてそれ以前も彼女の残した功績は大きい。
ONEで彼女が育てたキャバ嬢たちは、いま現在の七色グループを支える存在になっていた。
やっぱり彼女は憧れで、わたしが目指すべきものそのものだった。
「レイさんもすごく頑張ってるよね」
「そうそう!レイさんはすごい!!」
今の七色グループが、皐月のゆりと、双葉のレイの2枚看板で成り立っている事。
元々目立つ事は好きだというレイは、ゆりと同じようにメディアにバンバン進出していって、可愛らしい容姿から、小悪魔系キャバ嬢として人気を誇っていたのだ。
ネットで有名キャバ嬢と検索をして、引っかかるのは七色グループではもっぱらゆりとレイだ。
そして数年前、綾乃は涼と結婚してキャバ嬢を引退した。
嬉しい事もあれば、それと同時に変わっていく事が寂しかった日もある。
そしてもうひとつ。
半年前
文月のオープンが決まった時期に
雪菜はONEを辞めた。
この5年、お店は違えど、雪菜に教わる事は沢山あった。
キャバ嬢としてもうこの世界に未練はない、ときっぱり言い切った彼女は長年付き合っていた彼氏と結婚した。
けれど5年、そしてそれ以前も彼女の残した功績は大きい。
ONEで彼女が育てたキャバ嬢たちは、いま現在の七色グループを支える存在になっていた。
やっぱり彼女は憧れで、わたしが目指すべきものそのものだった。
「レイさんもすごく頑張ってるよね」
「そうそう!レイさんはすごい!!」
今の七色グループが、皐月のゆりと、双葉のレイの2枚看板で成り立っている事。
元々目立つ事は好きだというレイは、ゆりと同じようにメディアにバンバン進出していって、可愛らしい容姿から、小悪魔系キャバ嬢として人気を誇っていたのだ。
ネットで有名キャバ嬢と検索をして、引っかかるのは七色グループではもっぱらゆりとレイだ。



