「おはようございますっ!!
てゆーか店前すっごいですね!!!」
「おはよう、さくら。今日も1番乗りかよ。こんな日まで」
バックヤードでカップラーメンをすする深海は昔と変わらずで
「まぁたー体に悪いですよぉ!!」
「最近…はるなが手作り弁当を持ってくるから気色が悪い…」
「いい加減鈍感は止めてください」
「鈍感も何も…
はるなが俺の事が好きなのは何年も前からずっと知っている」
「!!知っていながら!!」
「風紀はしない。
いい加減あいつシーズンズ辞めてくれないかな…」
「え?!それってシーズンズ辞めればはるなちゃんと付き合う気あるって事ですか?!」
「まぁ、嫌いじゃないし」
「じゃあそれはるなちゃんに言ってくださいよぉ!!」
「いや、しばらくは言わないつもり」
「もうずるいなぁ…深海さんは!!」
笑い合えた居場所で、わたしは21歳の年を迎える。
夕方から店前を飾るお花のスタンド。
相変わらず、白が好きだって知ってるお客さんばかりだから、真っ白いアーチが広がっていく。



