「さくらちゃんはすっごく綺麗になった!
思わずみとれちゃったよ!!」
「そんな………」
「高橋くん、VIPに予約いれてくれてると思うんだけど…」
「え?!桜井さんだったんですか?」
「そうそう。雪菜ちゃんに伝えておいたと思うんだけど」
’ううんっ!うちの指名客じゃないんだっ。ここではゆりを指名してると思うっ!’さっきの雪菜の言葉が蘇る。
まさか……
「VIPで、さくらさんを指名で」
桜井はきっぱりそう言い放って、そしてわたしを見つめ、微笑んだ。
心臓が忙しなく上下に動いている。
今日と言う日に再会をしたのは、わたしが遠い過去に手放したものでした。
「すいません。
焼酎のメニューを」
VIPに入って黒服にそう告げる。
すると桜井は不思議そうな顔をして、わたしを見つめた。
「桜井さんは芋焼酎でしたよね?」
その言葉に、桜井は照れくさそうに笑った。
「やっぱり………。
すごく綺麗になったと思ったけど、全然変わらないや…。
2年も経ってるのに、俺の好きなお酒覚えていてくれたんだ…」
「…執念深い女ですいません…」
思わずみとれちゃったよ!!」
「そんな………」
「高橋くん、VIPに予約いれてくれてると思うんだけど…」
「え?!桜井さんだったんですか?」
「そうそう。雪菜ちゃんに伝えておいたと思うんだけど」
’ううんっ!うちの指名客じゃないんだっ。ここではゆりを指名してると思うっ!’さっきの雪菜の言葉が蘇る。
まさか……
「VIPで、さくらさんを指名で」
桜井はきっぱりそう言い放って、そしてわたしを見つめ、微笑んだ。
心臓が忙しなく上下に動いている。
今日と言う日に再会をしたのは、わたしが遠い過去に手放したものでした。
「すいません。
焼酎のメニューを」
VIPに入って黒服にそう告げる。
すると桜井は不思議そうな顔をして、わたしを見つめた。
「桜井さんは芋焼酎でしたよね?」
その言葉に、桜井は照れくさそうに笑った。
「やっぱり………。
すごく綺麗になったと思ったけど、全然変わらないや…。
2年も経ってるのに、俺の好きなお酒覚えていてくれたんだ…」
「…執念深い女ですいません…」



