’体入の子?
わたしは美優。よろしくねぇ~!’
初めて出会った時、1番に声を掛けてくれた女の子。
知らない世界で、友達もいなくて、孤独だったわたしに、人懐っこい笑顔を向けてくれた。
シーズンズの時もいつだって一緒にいてくれて
THREEに移籍する時も、ついてきてくれた。
美優がお店を辞めるまで、レギュラーで働いてくれて助けてくれた事だってある。
いつだって味方でいてくれて、わたしの夢を応援してくれた存在。
やっぱり美優は、特別な人だった。 今までの事を思い出していた。ぐっと堪えていた涙がどうしても止められなくて…。
「ちょっと!!さくら~!!!」
「ご、ごめん!」
「そんなに泣かないでよ!困っちゃう~!!」
ファンデーションを押さえながら、困ったような笑顔で微笑みかける。
体に力をいっぱいいれて、涙を堪えた。
「美優ちゃん、髪切ったんだね…。すごく似合う。
それに何かすごい大人っぽくなった」
「あはは~そう?あたしも良い歳だしね~!
少し落ち着いてみたぁ~!まぁキャバで働いてた時はキャラで可愛らしくしてたってのもあったよ~!!」
「うんうん、すっごく似合ってるし、いまの美優ちゃんいいと思う!」
「ありがとう~!さくらも相変わらず綺麗だしONEで働いてあの時の自分の夢叶えようとしてて本当にすごいと思うよ!」
「そんな……」



