「ナンバー1になるためだったら何でもするのね」
さっきも聞いた声。
振り返ると、ミエたちがそこには立っていた。
「恥ずかしくないの?自分の力でナンバー1になろうとは思わないわけ?」
「あたしは別にっ!!」
雪菜には、何ひとつ頼んでいない。
それなのにミエたちは因縁をつけてきた。
大勢のキャストがいる前で、まるで大勢にひとりで寄ってたかり
良い大人がやる事には見えない。
「なんなんすかぁ~?!マジでいいがかりなんすけど~?!」
わたしの後ろにいた愛が、ミエの前に立ち睨みつける。
キャバ嬢というよりかはギャル上がりの彼女。怯む事なくONEのキャストに歯向かっていく。
「自分がさくらさんより人気がないからって陰湿っすねぇ!!」
「はぁ?!双葉ごときからきたキャストが偉そうにしてんじゃないわよ!
それにあんた何その化粧!ONEのキャストに全然ふさわしくないんだけど?!
あんたみたいな低レベルの女がいるとこっちまで同レベルにされて超迷惑なんだけど?!」
「はぁ?!ババアのくせに!マジむかつくんですけどぉ~!!
いい歳こいていじめとかだせー事してんじゃねぇよ!!」
ミエと愛は今にも手が出そうな感じだ。もちろん愛がわたしを庇ってくれてるのは嬉しいのだけど、あまり問題を起こしたくない…。
こんな大勢いる更衣室でこれ以上注目を浴びたくなかった。
さっきも聞いた声。
振り返ると、ミエたちがそこには立っていた。
「恥ずかしくないの?自分の力でナンバー1になろうとは思わないわけ?」
「あたしは別にっ!!」
雪菜には、何ひとつ頼んでいない。
それなのにミエたちは因縁をつけてきた。
大勢のキャストがいる前で、まるで大勢にひとりで寄ってたかり
良い大人がやる事には見えない。
「なんなんすかぁ~?!マジでいいがかりなんすけど~?!」
わたしの後ろにいた愛が、ミエの前に立ち睨みつける。
キャバ嬢というよりかはギャル上がりの彼女。怯む事なくONEのキャストに歯向かっていく。
「自分がさくらさんより人気がないからって陰湿っすねぇ!!」
「はぁ?!双葉ごときからきたキャストが偉そうにしてんじゃないわよ!
それにあんた何その化粧!ONEのキャストに全然ふさわしくないんだけど?!
あんたみたいな低レベルの女がいるとこっちまで同レベルにされて超迷惑なんだけど?!」
「はぁ?!ババアのくせに!マジむかつくんですけどぉ~!!
いい歳こいていじめとかだせー事してんじゃねぇよ!!」
ミエと愛は今にも手が出そうな感じだ。もちろん愛がわたしを庇ってくれてるのは嬉しいのだけど、あまり問題を起こしたくない…。
こんな大勢いる更衣室でこれ以上注目を浴びたくなかった。



