君の笑顔は、俺が絶対守るから。


いや、その場合は天使というより小悪魔になるんじゃ?

まあどっちも可愛いことに変わりはないだろうけど。


「とにかく! 風呂はダメだ。一緒に入るのは絶対禁止」

「なんで!? 梓おねえちゃんはいいって言ってくれたもん!」

「いいわけないだろうが! お前わかってて言ってんだろ!」

「はあ? 自分も梓おねえちゃんとお風呂に入りたいからって、邪魔しないでよね!」

「おっまえ……! そんなわけあるか!」


あっという間に取っ組み合いのケンカに発展してしまった。

エスカレートするばかりで終わりの見えない兄弟げんかを前に、呆然としてしまう。

兄弟げんかも実は憧れのひとつではあったんだけど、さすがにここまではできないなぁ。


「あ、あのう。一ノ瀬くん? 私がオーケーしたのは本当だから」

「ああ?」


こっわ! どこのヤンキーですかというくらい鋭い目で睨まれた。

もしかしてこれ、本気で怒ってたりするのかな?