君の笑顔は、俺が絶対守るから。


胸がきゅっと締め付けられるように苦しくなって、たまらない。

本当に、いつまでも眺めていたいと願いたくなる天使の寝顔だった。


男で、小憎たらしい物言いをするくせに、寝顔があんなに可愛いなんて反則だ。

ずるい。あれはずるい。

可愛すぎてつらい。


可愛すぎるうえに寝相が悪いなんて最悪だ。

あんな風に抱きしめられてびっくりして心臓が止まるかと思ったけど、目の前にはあの可愛すぎる寝顔があるものだから、パニックになって引っ叩いてしまった。


おかげで、さすがに一ノ瀬くんもばっちり目覚めていたけど、怒ってたなあ。

見事に私の手のあとがほっぺについちゃって腫れていたし。

食事中もひとことも口をきいてくれなかったし。


でもさあ、あれ、私は悪くないよね?

いや、引っ叩いちゃったのはまずいけど、ベッドに引きずり込んだ一ノ瀬くんにだって問題はあるでしょ。


けど、あのほっぺ、痛そうだったなあ。