今夜抱くって……まだ諦めてなかったの!?
「いやいや。社長……昨日で分かりましたよね?
私には、月ノ宮の封印があります。
それを解かない限りは、無理かと……」
もしまた怪我なんかさせたら
三津谷さんに殺されてしまう。
それに……社長に抱かれるなら、ちゃんと
本気になってからの方がいい。
都合のいい女のままで
抱かれるなんて……嫌だ。
「普通ならな。だが、俺は
妖怪の中でも最強とも言われている九尾の妖狐だ!
それぐらいのことで、ビビると思っているのか?
何としてでもお前の封印を解いて抱いてやる」
そ、そんな……!?
社長は、どこまでも強気な態度だった。
食事が終わっても
その態度は、変わらなかった。
ホテルのスイートルームまで
強引に連れて行かれてしまう。
必死に拒もうとするが
抵抗もままならないぐらいに力が強い。



