もののけ会社と甘いキス。


「あの……社長……」

「何だ?言いたいことがあるなら
さっさと言え」

「私を食事に誘ってくれるのは、
嬉しいのですが……さすがに
周りから誤解されてしまいます。
付き合っているのかとか……」

実際に周りから
質問されて大変だった。

「いいではないか。
言っている奴が居たら好きに言わしておけ。
俺は、全然構わない。どのみち
お前は、俺の女なんだ」

いや、そうでなくて。

「社長は、婚約者が居るのですよね?
それに女性社員達にバレたら
大変ではないですか。
社長……そうじゃなくてもモテるのに」

明日には、また質問されてしまうだろう。
それよりも嫉妬が怖い。

「……女性社員?何でだ?
婚約だなんて俺は、別に興味がないし
破談するなら、すればいい。
大体モテるから嫉妬させられるって
そもそもお前ら女は、他の奴を蹴落として
男を手に入れるだろうーが」

他の奴を蹴落としてって……。

「そ、そんなことしません!!」

私は、慌てて否定した。