動揺する私に気にすることもなく
三津谷さんが私の前まで来ると

「社長がお呼びです。今すぐに社長室まで
お越し下さい」

そう言ってきた。

えぇっ!?また……。

「あの……すみませんが……」

理由をつけて断ろうとしたがギロッと
睨み付けられてしまう。

ビクッ!!

「来て……頂けますよね?」

「……はい。」

私は、恐怖で頷くしかなかった。

うぅっ……怖いよ。

そして渋々社長室に向かった。