あの人は、人間に対して臆病になっている。 でも、愛を知らない訳ではない。 私を守ろうとしてくれている。 そう思うとさらに胸がキュンとなった。 どうにかして この封印を解きたい。 このままだと……嫌だと思った。 でも、どうしたらいいか分からない。 何かいい方法は、ないだろうか? 私は、悩みながら雪江さんと別れると 部署に戻ろうとした。 廊下を歩いていると 向こうの方でキャーキャーと女子社員達が 騒いで集まっていた。 どうしたのだろうか? 遠くから見てみると あ、あの人は……!?