その一瞬の隙をついて 闇野さんは、私達に攻撃をしようとしてきた。 「2人ごと始末してやる!!」 「キャアッ!!」 「危ない!?」 社長は、私の前に出ると庇おうとしてくれた。 社長!? だが、闇野さんが攻撃する前に 隙をついた会長が闇野さんの後ろに現れて 首をはねた。 「そ、そんな……馬鹿な……!?」 ひぃぃっ!? 私は、恐怖で声にならなかった。 闇野さんは、そのまま灰になって 消えていく。 「いやぁぁっ!?お兄様~!!」 美麗さんは、泣き叫んでいた。 ほんの一瞬の出来事だった。