もののけ会社と甘いキス。


そんな……。

私は、ショックで座り込んでしまった。
それを高笑いする闇野さん。

美麗さんもクスクスと笑っていた。

だが、その時だった。

「誰が……お前の家来に成り下がっただ!?」

いつの間にか
社長は、私達の前に姿を現していた。

「社長!?」

「チッ。能力を使い瞬間移動してきたか。
だか、その身体で何が出来るんだい?
もうよろよろではないか?」

確かに社長の身体は、猛毒にやられて
よろよろになっていた。

「社長。無理しないで下さい!?」

私も慌てて止めようとした。

だが負けじと社長は、ニヤリと笑った。