それは、激しい争いだった。
「皆。お願い……やめて!?」
私は、泣きながら頼むが誰も聞き入れてくれない。
どうしよう……。
このままだと皆が
怪我したり、死んじゃう‼️
また妖怪と月ノ宮一族が憎しみ合ってしまう。
「お願い……やめて……」
涙が溢れて止まらなかった。
すると闇野さんは、クスクスと笑った。
「無駄だよ。もうこれだけの騒ぎになった以上
誰も君の声なんて聞き入れない。
妖怪とは、本来人間に共存しない生き物だ!」
「君らは、ただの食糧。
そして妖怪達は、俺の家来に成り下がるのさ」
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