「このナイフには、猛毒が含まれていますわ。
あなたが悪いのですのよ。
私の婚約を破棄すると言うのですもの」
「だから死んでもらいますわ。
お兄様のためにも……」
フフッと不敵な笑みをこぼす美麗さんだった。
「貴様……うっ!?」
社長は、血を吐き出した。
「蓮様!?大丈夫ですか?」
「蓮。大丈夫か‼️」
三ツ谷さんと会長は、驚いて社長に駆け寄った。
「おい、響は!?響は、どうしたんだ?」
司は、私の存在を気にする。
そこに私の姿はなかった。
すると闇野さんは、ニヤリと笑うと
指を鳴らした。
そうしたら部下が私を無理やり連れて行く。



