捕まり意識を失わされる。
そして取り戻した頃には、
私は、知らない建物の牢屋に閉じ込められていた。
「うぅっ……ここは?」
意識を失っていたから
今、どうなっているのかが分からない。
ハッ……社長は!?
私は、慌てて廊下から出ようとした。
だが、頑丈に出来ており鍵もかけられていた。
そんな……これだと出られないわ!?
早く逃げ出して
社長に、このことを話さないといけないのに。
「誰か。誰か開けて!!」
必死に助けを呼んだ。
しかし、誰1人居ない。
こんなの神社の時と何も変わらないじゃない。
私は、悲しくて座り込むと涙を流した。



