隠れながらも走り続けた。
しかし、鍵を開けて
手紙を渡してくれた巫女さんは、
何故か倒れていた。
それを知らない私は、何とか気づかれないように
神社から抜けて外に飛び出した。
神社の外に出ると私は、社長を捜した。
「社長!?何処にいらっしゃるのですか?」
早く見つけないと
美音や涼お兄ちゃん達に見つかってしまう。
「社長!?」
何度も呼ぶと何処から声が聞こえてきた。
『ここだ。こっちに来い!』
私は、導かれるように声のする方に
私は、向かって行く。
向かった先は、あの裏山だった。
ここは……!?



